求めるのは、
未来への挑戦
専務取締役 髙橋 栄

コミュニケーションが未来をつくる

舞台照明設備・機器の専業メーカーは専門性が高いニッチな業界です。一方で、劇場やコンサートホールの演出には欠かせない存在でもあります。そして、あらゆる業界と同様に昨今の環境変化への対応や技術革新を受けて、舞台照明機器の光源も白熱電球やハロゲン電球からLED化が進み、照明操作卓は手動から自動(コンピュータ)に切り替わり、進化を続けています。そのため、松村電機製作所では新しい潮流に合わせた未来に挑戦できる人材を求めています。
新しい人材には日々変化していく社会に自らの意見を持って向き合い、誠実な振る舞いを実践すること(素直で粘り強い人)を求めています。こうした振る舞いで、お客さまの心を開かせ共感し合う関係を築いていける人(気配りと共感力のある人)。そして、変化やトラブルにも対応ができるチームを構築していける人(リーダーシップのある人)。こうした人材が新たな価値を創造し、優れた技術力・開発力を提供することができるのだと考えています。あらゆるニーズにしっかりと対応するコミュニケーション能力こそが、未来への挑戦を支える力なのでしょう。

人の暮らしになくてはならない文化芸術。当社では舞台照明に関わる業務を一貫体制で支え続け、設計・開発・製造した照明機器の販売、そして施工・保守メンテナンスまでのサポート体制によって大きな信頼を得てきました。今後も照明機器を使う側、文化芸術を観る側の双方にとって魅力ある製品づくりをベースに発展してまいります。だからこそ、私たちとともに未来へ挑戦してくれる人材、これこそが当社が求めている人物像ですね。

すべての経験を糧に学べる環境をサポート

就職はこれからの生活や人生の軸を決める大きな分岐点ですので、すぐに将来のビジョンを描くことは難しいかもしれません。まずは一度、自分が何をしたいのかを考えて、どの方向に進みたいのか想像してみてください。そのときには、学生の間に情熱を持って取り組んだ経験が必ず活きてきます。その経験が成功でも失敗でも、楽しかったことでも苦しかったことでも、すべてが皆さんの糧になり進むべき方向を示してくれるはずです。仕事でも成功や失敗、さまざまなことを経験することでしょう。この経験を次の挑戦に活かしていくことが大事ですから、恐れずに挑戦する心を学生のうちに養ってみてください。

 近年では舞台照明技術者になるための専門学校があり、学生でも専門技術を学ぶことができるようです。また演劇部に所属していた社員もいます。もちろん専門性の高い分野なので事前に学べることはアドバンテージになると思いますが、やはり入社後に学ぶことのほうがたくさんあります。だからこそ、高度な専門的知識や技術を学ぶことができる環境をできる限りサポートしています。
 皆さんが活躍できる舞台をご用意してお待ちしております。