100年の伝統と信頼から、
自由な開発を
2019年入社
川越工場 開発部
理工学部 電気電子工学科卒

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積み重ねてきた興味のすべてがマッチした

元々、車関係の開発部で働いている父の影響で、小学生の頃からものづくりが好きで開発の仕事に憧れがありました。そのため、子どものころから大学では電気電子工学を学び開発部に入ることを考えていました。そんな私が舞台照明の業界を目指すきっかけは、友人から誘われて演劇部に入ったこと。演劇部では役者も裏方もいろいろと経験して、高校演劇の楽しさにどんどんハマっていきました。そのうち、人前に立って行う舞台芸術そのものにも興味が出てきました。その時から将来は舞台に関わる仕事ができればいいなと思っていましたね。だから、入社の決め手はものづくり好きな性格と舞台芸術への興味が合致したことでしょうか。

念願の開発部に配属してからは、回路設計をメインに、動作試験やプログラムの作成、デバッグ作業などを行っています。何より、回路から筐体の設計まで製品開発全体に携わることができるので、自分のアイデアのすべてを開発中の製品に導入することができるのです。照明操作卓、調光器やLED照明器具の開発に携わり、幅広い分野で技術力の向上が図れています。こうした開発の自由度の高さや関わる業務の広さは大きな魅力です。

製品性能の向上は、アップデートを続ける開発部から

松村電機製作所では、入社してすぐに新人社員研修がスタートします。この研修で、舞台照明に関する基礎知識を知ることができます。その後、半年間は配属先とは異なる部署を回り、さまざまな現場を知ることもできました。いよいよ、開発部に配属されると回路設計に必要な基板製作に使うハンダゴテの使い方から教えていただきます。私は大学でもハンダゴテは良く使っていましたが、基礎から始めることができるのは未経験者でも安心の教育プログラムならでは。さらに、あまり経験のないプログラムや筐体設計についても基礎から学べたことで仕事の幅も広がりました。入社当初は「プログラミングや筐体設計なんてできるわけない」、と思っていましたから(笑)。そこから、毎日の業務で経験と学びを繰り返し、開発の内容をステップアップしていきます。誰でもできるところから始めて、仕事を通じてどんどん学んでいける環境があるのです。

入社3年目の時には、基礎から始めた技術もさまざまな経験を積み成長を感じていました。そんな時期に、「基板上の特定の部品が熱を持ってしまうので何とかしたい」と相談があり、基板の熱処理課題の対処法を開発部全体で考えていきます。なかなか良いアイデアが出ない中で、部品の発熱原因を推測し、制御方法を自ら提案しました。上司に説明をしたところ、「いけるんじゃないか」と。まずは、手作り基板を試作、熱が抑えられるデータも取れ導入することになりました。私が考えた対処法が採用された喜びは、記憶に残っています。同時に技術力向上のためにも日々学んでいくことの重要性を感じましたので、今後もアップデートを続けていければと思います。

1日の流れ

スタンダードを超える、
新しいスタンダードをつくる

松村電機製作所では「一番暗い明かりの時に、どれくらい暗くできるのか」、「暗いから明るいへの調光がよりなめらかになる方法」など、なかなか気づきにくいテーマにも力を注いでいます。舞台芸術の世界を照明で支え、演出の幅を広げるような製品開発。まさに、私が携わりたかった仕事ですね。一方で、私たち開発部は、誰もが知る劇場施設に納入実績が多く長年の功績が数値として表れていますから、100年の積み重ね、信頼を感じます。今は入社4年目、いつか伝統と信頼のある松村電機製作所で新しいスタンダードをつくることができたらうれしいですね。

 この仕事に興味を持っている方に一番伝えたいのは、仕事とプライベートの両立がしやすいところ。開発部ですが夜遅くまで仕事が続くことは少なく、有給休暇も取りやすい、まさに働きやすい環境づくりができています。アウトドア-インドア派な私ですが、趣味を楽しみワークライフバランスの良さを感じています。また学生の方たちは開発部と聞くと、敷居が高い印象があるのではないかと思います。「開発部で仕事がしたい」、「舞台照明に興味がある」ということだけでも、挑戦ができる環境があります。何より研修制度がしっかりしていて、未経験からでも学んでいくことができることでしょう。 ※アウトドア-インドア派……屋外屋根付き派。愛車に乗り、屋根の下でアウトドア-インドア旅を楽しんでいるのだとか。